ワイヤ線に強度および靭性が高く、耐久性に優れたモリブデン鋼を使用し、高速加工を実現しております。 日本製のワイヤーカット機はワイヤ線に真鍮を使用しております。

真鍮に比べてモリブデン鋼のワイヤ線は、多い電流値で加工を行うことができます。

日本製のワイヤーカットと比較し、約70％削減できます。（当社調べ） その理由として、ワイヤ線を約100時間繰り返し使用できること、イオン交換樹脂が不要なことなどがあげられます。

ワイヤ線を繰り返し使用する構造ですので、ワイヤ線の摩耗を加味しマルチカットで±0.01となります。ファーストカットでは±0.03程度になります。

最高表面粗さはマルチカットでRa0.6になります。 加工液の状態が大きく影響しますので、こまめに加工液の交換やタンクの掃除を心がけるようにお願いします。 約400時間ごとに交換を推奨しております。

世界中で年間600～700台の販売実績があります。 （中国、イタリア、アメリカ、ドイツ、日本等）

国内サービス拠点は愛知県豊明市にあります。 消耗品も即時供給させていただきます。 また納入後1年間は無償サービス対応となります。

基本的に電気を通す材料であれば、なんでも加工できます。 チタンも放電加工による電解腐食を防ぐ電源装置が搭載されておりますので、問題ありません。

テストワークを御支給いただければ、無償で対応させていただきます。 （※機械導入のための試加工になりますので、内容によっては有償での対応となる場合がございます。） 製品加工、賃加工は、大野精工　製造事業部の管轄になりますので担当営業より別途ご連絡差し上げます。お気軽にお問い合わせください。

大野精工株式会社（愛知県西尾市）に実機がございます。 お問い合わせページからご希望日時をお伝えください。