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HBシリーズ ワイヤーカット 面粗さ比較.JPG

 

 ① 面粗さ比較

  

上の写真は、弊社が販売するワイヤーカット機「HBシリーズ」におけるカット回数ごとの面粗さ比較になります。

1st(ファーストカット)ではRz22程度ですが、マルチカット(複数回加工)を行うことでRz4.8まで可能になります。

② マルチカット(複数回加工)とは?

ワイヤーカットは、基本的に精度要求の高い製品の加工で使用される機械になります。そのため、ワイヤーカットで加工することで千分台の加工が行えるように思われがちですが、1回加工するだけでは千分台の精度をだすことはできません。同じ軌跡を複数回加工することで、ようやく千分台の精度をだすことができます。

(※本機HBシリーズは±0.01まで)

③ HBシリーズにおけるマルチカット

上記の説明の通りHBシリーズでは複数回加工で±0.01がMAXになります。本機HBシリーズの特徴は「速く、安く」ですので、真鍮製のワイヤーカットと比較すると精度は若干劣りますが、±0.01で十分な加工でしたら是非本機をお勧めします。

※注意点

モリブデンワイヤーカットの最大の特徴は「ワイヤ線を繰り返し使用」できる構造です。そのためマルチカット(複数回加工)で±0.01の加工を行う場合、加工する前に線径をマイクロで測定し、オフセット調整を行う必要があります。

HB600 機械本体.png
レッドドットデザイン.jpg
IFデザインアワード.jpg

モリブデンワイヤーカットの頂点へ   【 HB series 】  SSG×OHNO

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