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① ワイヤー線
1つ目の大きな違いはワイヤー線です。
通常のワイヤーカット機は真鍮のワイヤー線を使用します。
モリブデンワイヤーカット機は強度及び靭性が高いモリブデン鋼のワイヤー線を使用します。
② 加工液
2つ目の違いは加工液です。
通常のワイヤーカット機は浸漬式を採用しており、ワークをプールに沈めて加工を行うようなイメージです。
この場合は、イオン交換樹脂が必要となり、維持費のかかる設備となります。
モリブデンワイヤーカット機は吹き掛け式を採用しており、ワイヤー線に沿って加工液が流れる仕様となります。
この場合は、イオン交換樹脂が不要となり、比較的ランニングコストが安価で済みます。
③ ワイヤー使用
3つ目の違いはワイヤー使用です。
通常のワイヤーカット機は上から下に一方通行となり、常に新品のワイヤー線でワークの加工を行っていきます。
モリブデンワイヤーカット機は後方のドラムに200M巻き付け、約100時間繰り返し使用する方式をとっています。
繰り返し使用することで1時間あたりのワイヤー線のコストは約30円で済みます。
モリブデンワイヤーカットの頂点へ 【 HB series 】 SSG×OHNO
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